少子化対策支援金などという理不尽な負担の押し付けに、反対の声、怒りの声が噴出



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岸田内閣が進めている異次元の少子化対策は、所得に関係なく児童手当を拡充して、その財源を医療保険料などで賄うといったものですが、これには次のような問題があります

  1. 給付では少子化改善の効果はない
    フィンランドなどの子育て支援先進国でも、給付金政策によって出生率が改善したという確固たるエビデンスは存在しません。例えば、フィンランドの出生率は10年前に1.87でしたが、その後急落しています。このことから、給付金だけでは少子化問題の根本的な解決には至っていないことが明らかです。
    また、韓国においても同様の状況が見られます。韓国政府は所得制限なしの給付金政策や他の子育て支援策を長期間にわたって実施しましたが、それにもかかわらず出生率は大幅に低下しました。韓国の出生率は2022年には0.78という世界最低レベルに達しています 。これにより、給付金政策が少子化対策として効果がないことが証明されています。
  2. 結婚できない人々への支援にならない
    現在の社会では恋愛結婚が主流ですが、対人スキルの問題や低収入が原因で結婚できない人が増えています。彼らはマッチングでも不利な立場に置かれ、パートナーを作れない現状があります。異次元の少子化対策では、こうした結婚できない人々に対する支援が一切なく、単に負担を押し付けるだけになっているとの批判があります。
  3. 高所得者優遇と制度趣旨の矛盾
    高所得者や対人スキルの高い人ほど結婚できる割合が高く、マッチングにおいても有利な立場にあります。異次元の少子化対策ではこうした人々に給付を厚くして社会全体で支える内容となっているため、社会保障の趣旨に反するとの指摘があります。社会保障は本来、弱い立場にある人々を支援するためのものです。
  4. 医療保険料への上乗せ徴収の不適切さ
    少子化対策の財源を医療保険料に上乗せして徴収することに対しても問題があります。結婚できない人や性的少数者など、子どもを作れない人、子育てが終了した人には何の保険にもならず、受益者負担の原則にも反しています。医療保険として徴収するのは不適切です。
  5. 負担の逆進性
    負担額の試算では、年収200万円で月350円、年収600万円で月1000円、年収1000万円で月1650円とされていますが、同じ100円でも低所得者にとっては生活に占める割合が大きいため、逆進性が高いと言えます。これは、弱い立場にある人々を支援するための社会保障の一環として行うには不適切です。
  6. 社会分断の懸念
    子育て世帯とそれ以外の人々の間で分断を招く可能性があります。特に、理不尽な負担を押し付けられることに対する不満や怒りの声が上がっており、この対策が社会全体の連帯感を損なう恐れがあります。
  7. 歳出改革と矛盾する無駄な歳出の増加
    政府は「歳出改革により社会保障負担率の軽減効果を生じさせ、その範囲内で支援金制度を構築し、新たな負担は求めない」と述べていますが、実際には子ども家庭庁という新たな省庁を立ち上げることで、さらなる運営コストが発生しています。新しい省庁の設立には膨大な初期費用と運営費用が必要であり、これは政府の言う「歳出改革」と矛盾します。このような矛盾した行動は政策の整合性に欠け、到底理解が得られる内容ではありません。

参考データ

異次元の少子化対策について評価の有無を尋ねたメディアの大半の結果が、評価せずとなっており、
既に答えは出ています。今すぐ白紙撤回するべきです
例えば以下のアンケートによるとこれによれば評価しないが93.5%(58,489人が投票)で、誰も支持していません。

異次元の少子化対策の賛否の結果

未婚と既婚の「所得差」こんなにも違う驚きの実態
>男性に関しては、見事なほど既婚者と未婚者の違いが明確です。特に男性の40歳以上では1.5倍以上の年収格差があります。

現在、結婚している人の約9割が恋愛結婚です。結婚するためには恋人ができることがほぼ必須の社会ですが、35歳未満の未婚男性で恋人がいない人の割合は約7割、35歳未満の未婚女性で恋人がいない人の割合は約6割となっています。
恋人ができない理由としては、

  1. 出会いがない、出会いが少ない
  2. コミュニケーションスキル
  3. 学歴、職業、年齢など属性の問題
  4. 外見の問題
  5. 病気や障害
  6. 社会的な障壁・法律的な障壁

結婚できない理由としては、

  1. 所得が低くマッチングが困難、
  2. 対人スキルが低い、
  3. 学歴、職業、年齢など属性の問題でマッチングが困難
  4. 病気や障害
  5. 社会的な障壁・法律的な障壁

などがあります。

少子化対策にならないデータ

「異次元の少子化対策」が逆に少子化を進める理由、フィンランドの失敗に学べ

>欧米でも日本と同じように、お金の問題、休暇の問題、女性の待遇ばかりが議題として噴出し、効果のない少子化対策が繰り返された。とりわけ、そんな子育て支援先進国であるフィンランドの出生率は、10年には1.87だったがこの10年余りで急落。19年には過去最低の1.35にまで落ち込んだ。20年には微増したが1.37と、日本の1.34と大して変わらない状況だ。

出産や子育ての給付金では出生率は上がらない

フランスと日本の出生率の差~日本の20代が結婚できない問題

国連人口基金(UNFPA)が、2023年3月19日発表した報告書でも、そうした給付による施策は、効果は乏しいと指摘しています。

 

欧州の中では、比較的出生率が高め(といっても1.8%程度)のフランスと比べる人がいますが、

恋愛大国・フランス、「結婚」も「不倫」も日本人とはここまで違う

記事にあるように 、フランスは事実婚が中心の国なうえ、文化や国民性が日本とかなりことなる時点で、 比較対象にはなりえません。

「異次元の少子化対策」は的外れで空振り必至…国民負担増で結婚・出産意欲ますます低下(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

異次元の少子化対策に対して怒りの声が噴出しています

>少子化対策の財源をどこに求めるかについて、一部その財源を社会保険にて賄うことが出されているが、これは「悪手」である。その理由として、一つには、そもそも社会保険は、誰にとっても備えなければならないリスク(保険事故)を対象に制度設計がされている。わが国においては、年金(←障がい、死亡、老齢)、医療(←傷病)、雇用(←失業)、労災(←労働災害)、介護(←介護)の5つの社会保険があり、それぞれ特定のリスク(保険事故)に対応している。二つには、社会保険は強制加入で保険料は被保険者(個人・事業者)より徴収を原則としている
(岡部卓  明治大学公共政策大学院専任教授/社会福祉研究者)

>社会保険料に上乗せという事は独身の現役世代の負担が増え可処分所得が減るって事だよね。 少子化の原因は未婚化なのに独身の若い世代を貧困化させてどうすんの? それとも独身の負担を増やして結婚する事にインセンティブを持たせようとしているのか。消費税を上げづらいから安易に社会保険料に手を出しているようにしか思えない。

>子育て支援強化では出生率は上がらない。つまり少子化対策になっていない。 車をもっていない人に対してガソリン減額をアピールしているようなもの。 子育て世帯の出生率は2人でそこまで悪くない。 結婚率が激減しており少母化が主要因。 子育て支援の増税は未婚の若者に対して単なる増税となり支援はない。

>自分の周りの若い人たちでも、子供を作らない、一人しかいらないといったケースが多い。そもそもこれから若い出産適齢期の世代人口自体が減少していく社会で、出生率にこだわっても、人口減少の根本の解決策にはならない。少子化対策の目的がどこにあるのかを明確にして、費用対効果を考えないと負担ばかりが増えて実効性のない政策ばかりが横行する結果になりそうなきがする

>問題はわずか500円ばかしの負担増でなく、そもそもの少子化対策案が、少子化対策になっていない事。 単に無駄に徴収して、意味の無いことに使われる。 少子化も改善せず、時間だけを浪費してさらに深刻になる。 それが許せない。

>1980年以降の双方の相関を見ても、むしろ予算は4倍になったのに、出生数は半減しているという強い負の相関すら見られます。日本に限らず、OECD諸国でもこの予算と増加と出生数は関係ありません。問題の本質はそこではないからです。

>子供にばら撒きする為に他の人達からお金を取るのをやめてもらいたい 今、低賃金でも頑張って人達がいる 大手企業だけが賃上げてきてる世の中で、どれだけ苦しめたら気がすむのかな? 政府のボーナスや領収書のいらないお金を無くせばいい

>医療保険料への一律上乗せは反対です。ただでさえ上がり続けている現役世代の社会保険料です。また、所得によらず同じ額をとられると、結果的に所得の少ない人の負担が多くなります。経済的に理由で結婚しない、子供をもたないのに負担さえるのは少子化対策になりません。できるだけ他の財源の節約して、少なくとも議員報酬、文通費、立法事務費の削減くらいはしてもらいたいです。それで足りない分は、所得に応じて富裕層や大企業に負担してもらうのが公平です。

>女性が晩婚化したのは事実だが女性が生む子供の数は激減している訳でない。 少子化の原因は少母化だ、様々な理由で結婚しない(出来ない)出産適齢期の女性と男性が増えている事。 外国と違い婚外子が少ない日本では少母化が人口減に拍車をかけている。 政府の対策は子供が生まれた後からの対策、カップルが減少している事への対策では無い。

>「実効性のあること」を考えずに、「やれそうでやってる感が出ること」をやってるように見える。 実効性を考えないから、手当をばら撒いて増税なんてトンチンカンなことが思いつく。政策を実績アピールの手段としか考えていない。

>全世代で子供の育成を支援しようというなら、現在40歳以上が支援させられている介護保険も全世代で負担しなくては不公平だと思います。子育ての終わった世代や子供を持つことを予定していない世帯には子供支援金は只取られですが、介護保険はどの世代もお世話になる可能性が有るのですから。私は年間9万円近く年金から天引きされていますので子育て支援金の10倍以上は取られている計算になります。

>子育て支援は、今でも十分やっており、今回の支援金制度は少子化対策という事なのに子育て支援となってることが大きな間違い。子育て支援のために今でも税金が多額に投入されており、支援金制度でまた子育て支援をする為に徴収されるなんてたまったもんじゃない。少子化対策なら、ばら撒きじゃなく減税 所得増加 今の子供がいる子育て世帯にばら撒きはもういいんじゃないでしょうか?

>負担だけ増えて少子化は改善しませんでしたという最悪のオチが目に見えてる。いつも思うけど国民に負担を求める前に支出を見直すことだけは絶対にしないよね。物価があがりつづけているのだから納める消費税も増えてるだろうし、事実税収は過去最高というのだからなぜその増えた税収で賄えないのか説明が一切ない。 どこぞの財務省やら経団連やらの意向があって政策が歪められていると邪推してしまう。

>この支援金制度では少子化は止まらないし、そもそも保険から出すのは目的外支出じゃないかな? 保険から出せるのはせいぜい出産費用まででしょう。

>子育て資金のためにどこまで庶民を追い詰めるのか。 そのために税金や保険料が高負担になって、 庶民も若者もますます生活が苦しくなった実感がある。 将来に希望があればこそ、子供を産み育てようという気にもなり、 生まれた子供の未来も期待できるが、現政権のやっていることを見たら、 この国の明日に全く期待できない。 若者が、結婚も子育てもしたくない、自分が生きるので精いっぱい、 と思うのも無理はない。 もはや少子化、人口減少、まっしぐら…

>支援金、という名前が増税の印象を回避してるようで詐欺くさい、という指摘もそりゃそうだと思うけれども、一方で、やってる側も受益者負担の原則を逸脱してるのが分かってるって本音が隠せてないあたりも面白い。 いや、笑いごとじゃないんだが。

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